ルーの生きた道。
記事にして残そう。
毎日書こうとしているのですが、書けません。
今日は2018年の2月17日。
2月9日はルーの14歳の誕生日でした。
なぜ、彼女がここに居ないのか、理解できません。
自営業なので確定申告の準備をしてるのですが、
闘病時の書類さえ見ることができなくて、参ってます。
いつか、書きます。
大切なルーとの、大切な時間のこと。
この日は近場散歩でした。
犬もヒトもほぼ居ない、ふ頭の公園。
2頭で、何十回来たことでしょう。
静かにルーに寄り添っているグーですが、この日は主張。
「カートに乗ってみたいじぇ!」
どうしても乗る、と前脚を掛けて主張します。
我慢していたんだね。可愛いなぁ。
ルーはまだまだ歩けたので、交代してあげました。
嬉しいくせに、憮然顔(笑)
素直じゃないわね~~~(笑)
カートのポケットのタッパに入っているのは、今まで絶対に与えなかった、添加物いっぱいのオヤツたち。
食べ物のえり好みをするようになってきたルーのために、うま味たっぷりのこういったモノを与えることにしました。
この公園では、紫陽花と2頭をさんざん撮りました。
ルーとお花、とくに紫陽花は、飼い主バカですが、「なんて似合うんだろう」って思って、毎年紫陽花の季節を楽しみにしていました。
ルーの命の期限。
もちろん大きな割合でわたしの心の中を占めていましたが、それを振り払って、ルーにモデルをお願いして、何百枚と撮りました。
可愛いね、可愛いねと声をかけながら。
ありがとう、いつもモデルさんしてくれて。
グーもね♪
ベイブリッジの下のこの場所でも、何百回と自主練を積んできました。
「褒めてもらえる!」と期待している表情。
グーは、ぐんぐん吸収して伸びる夏!
みんなで通った埠頭への道。
これからもずっとずっとみんなで居たい。
運転しながら、助手席のルーを見て、撫でて、見つめ合って。
ルーが寝ると、泣いていました。
だんだんと辛くなり、筆が進まなくなっています。
だけど、書かなきゃ。
根拠はないのだけど、そう思っています。
ルーのために、書かなきゃと。
山中湖~富士山の旅から戻り休養と通院の日でした。
朝の散歩は本牧へ。
グー自主練。
ルーも自主練!
メヂカラ強い脚側停座。
頑張ったご褒美のレトリーヴ遊び。
タグポーチの中には大好きなオヤツが入ってます☆
一休みして、通院。
内科の専門医に診ていただいています。
女医さんなので話しやすいし、思わず泣いてしまっても…女性同士なのが、気がラクです。
ルーの体調や様子、通院や投薬の記録を毎日書き留めていました。
この日の記録はこれ。
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7月4日(火)
今週もジム行きは諦め。
朝の散歩は本牧市民公園。曇りだが蒸し暑い。 ルーは良く歩き、ポーチ投げもし、食欲もある。
が、お腹の張りと昨夜寝ているときの息苦しそうな感じが心配になりS先生に無理を言って診察へ。10時半。
思い切ってグーはクレートINで留守番させた。家を出るとき鳴いていたが1時間後の帰宅時は割と平静。ありがとう。
さて診察。 張りは腹水ではなく肝臓周辺部の腫れ。血液ではなく何かしらの体液。 食欲意欲があるので、日曜日までプレドニゾロン、トラマール、エンドキサンを続け、しっかり食べて体力を蓄えて、パラディアにチェンジしようと決めた。
まだ諦めたくない。 だって、足腰は強いし、意欲もある。生きるべきなのだ。
夕方の散歩は思い切って岸根公園へ。
やはり人と蚊が多く歩きづらい。 しかし2頭は、久しぶりだし好きな公園なのでハァハァしつつも大喜び。
しんどいけど頑張って良かった。
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わたしは諦めていなかった。
パラディアに賭けていた。
でも、薬漬けにするつもりもなかった。
もう少し、もう少しルーと一緒に居たい。
そうしている間に、奇跡が起こるかもしれない。
そう思っていたのかもしれない。
そのときの自分の気持ちを、1年後の今思うと可哀想で泣けてくる。
そして、いちばん強かったのは、ルーなのだ。
そこにルーが居て、寝言が聞こえるしあわせ。
晴ればれとした、さわやかな朝でした。
病気のせいで頬がこけてきたけれど、可愛いルー。
この角度の写真をいったい何枚撮ったでしょうか。
上目遣いで飼い主を見るのは、ルーのお得意のポーズ。
下からだけど上から目線(笑)
グーだけ、湖畔で駆けっこ&自主練。
いつもルーママ優先でお利口にしていてくれてありがとう。
コテージでくつろぐルー。
なにを考えているのか…わたしの想いは複雑でした。
また来ようね、ゼッタイだよ。
帰り支度をするわたしたちを玄関で眺める。
なつかしい、愛しい、見慣れたトライカラーのお尻とシッポ。
チェックアウト後、お気に入りの公園へ~
息子グーと、楽しく捜索散歩。
富士山のパワーを吸収して、お願い、病気なんかウソだって。
ずっとずっと一緒に居てよ。
また、一緒に訓練競技会に出ようよ。ねールーちゃん。
ハンカチレトリーヴ!
意欲いっぱい!
蒸し暑いヨコハマを脱出してお山へー!
モビリオの真ん中の席に、ルーとふたりで乗りました。
道中、ずうっとルーの柔らかい被毛を撫でていました。
モビリオも、トートバッグも、ピンクのドッグベッドも、グリーンのタオルも、みんな家にあるのに、ルーだけが居ない1年後の今日(2018年7月2日)。
みんな要らないからルーを返して欲しい。
標高の高いお山の公園に来た~
だぁれも居ない。
そして、思ったより涼しくないぃぃ~
女王様と家臣(笑)
富士山が美しかったです。
忘れられないお散歩になりました。
いつの日か、グーとルルを連れて行きます。
忍野八海のお蕎麦屋さんでランチして、山中湖のロッジへGo!
チェックインまでに時間があったので、涼しい湖畔で休憩。
湖畔のお宿に着きました。
気持ちいいね~
涼しいね~
ルーのまつ毛はながーい!
羨ましい…
このお写真をむりくり編集して、
「山中湖に来てます」的な投稿をfbにしたんだっけ。
お耳が縦ロールみたいになって可愛いでしょ(#^^#)
グーはずうっとルーを守るように、ジェントルマンに振る舞っています。
頼もしいな。
曇りの土曜日、みんなで山下公園へ。
ルーは、カートと歩きと半々くらい。
みんな一緒が嬉しいのか、よく歩きました。
おもちゃを持ってくるのを忘れちゃって!
ハンカチにオヤツを包んで、持ってこい遊びをやりました。
この遊びは、ルーがおもちゃに興味を失ってしまっていた4~5歳の頃、再びおもちゃ遊びができるようにと教えていただいたもの。
オヤツが大好きなルーなので、ハンカチにオヤツを包むところを見せて、包んで、投げる。
オヤツ食べたさにあっという間にレトリーヴを思いだしました!
今でも、おもちゃが手元に無かったりすると登場するハンカチ遊び。
今日も楽しく遊べたね。
可愛いルー。
親子で、アナベルの前でお写真撮りました。
グーの表情が幼いね。
ルー、体調は決して良くないけれど、頑張らせます。
癌が大きくなってきて、お腹が膨らんで来ています。
今まで、子育ても訓練も頑張ってきたルー、これからも頑張るんだよ。
表情はきりっと。
現役モデルだよ。
アナベルに負けてない。
暑かったからだけど、笑ってる顔も撮れた♪
グーも、ママと一緒で嬉しい。
食餌は、選り好みをするようになった。
今まで通り食べるときもある。
ルーのためにあれこれ食べ物を用意しているときも、じっと気配を消して大人しくしているグーが愛しくも切ない。
投薬は、緩和ケアに差しかかっている。
痛み止めのセレクト(主にトラマール)とコントロールが難しい。
弱く抗がん剤も入れている(エンドキサン)。
わたしは、もうどこへも行かない。
24時間、ルーのために。
記事は、当日の日付でアップしています。
愛するルーは、もうわたしのもとには居ません。
この記事を書いている2017年9月17日、旅立っておよそ1か月半。
つらかった闘病の日々を思い出すのは、まだ怖いのです。
が、闘病の日々はルーとわたしが共に命を燃やして生きた記念の日々でもあるのです。
記憶が鮮明なうちに…記録を残そうという気持ちになってきました。
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2017年3月25日のルー
おばあちゃんのお墓参りに行って、墓地のとなりの公園をみんなでお散歩しました。
約4か月後に再び訪れたときは、カートに乗って。
もう自力で歩くことは出来ませんでした。
始まりは、春だと言うのに寒い寒い日。
2017年3月26日の日曜日でした。
この日は千葉の野田市で訓練士会があり、練習リンクが設置されるというのでグーと参加することを前々から予定していました。
もちろんルーも同伴のつもり。
が、朝起きてみると3月末とは思えない寒さで、しかも雨の予報。
家人も在宅しているのでルーは留守番させることに。
いくら寒くても朝早くてもいざグーと私が出掛けるとなると、寝床から起きてくるルーですが、この日は起きて来ませんでした。
少しだけ、おかしいな?と思ったのですが、何しろ家人と一緒の布団にくるまって寝ていたので、まぁ、いいか~と。
頭の中がグーとの練習リンクのことでいっぱいだったし、家人に託して出かけました。
練習リンクが終わり、帰路の車中で突然胸騒ぎが襲って来ました。
ルーおかしかったな、朝。
急いで帰ろう、急ごう!
2月で13歳となり、獣医さんのアドバイスもあってご飯を増やし体重を増やしている最中だったルー。
お散歩のときなど、後ろ姿を見ながら「最近ちょっとお肉付いて来たなぁ、やった♪」と思っていました。
帰宅してルーの全身をくまなく触ってみました。
毎日Tタッチをしているのに、なぜ気付かなかったのか???
この間までお腹が、「ぽたっ」としていたのが、「カチッ」と硬くなっている。
その晩は、眠れませんでした…
慌てて獣医に駆け込んだのが翌3月27日。
つづきます。
涙が溢れて来てしまって、なかなか続けて書けません。
少しつづ少しづつ、書き残そうと思います。