ワタシ自身年齢が上がって来て様々な不調に見舞われることがあるようになりました。
そして、8月に亡くなった老犬ビーの闘病、シニア犬ルーの不調などなど。ヒトもイヌも病院のお世話になるのだけれど、病院選びによって、大げさに言えば運命が左右されるなぁと実感しています。
まず自分。
股関節の不調(臼蓋形成不全)については以前から書き綴っていますが、この病を特定されるまで整形外科を3箇所回りました。他の2箇所では「異常無し」と言われていたのですが最後に行った股関節専門の整形外科医は、レントゲンを見てすぐさま病名を特定しました。
この病は先天性。病気が特定されたことで、相変わらず痛みはあっても原因が理解出来たので気持ちが随分とらくになりました。治療・リハビリの方向性もはっきりした。
2箇所めの病院で諦めていたら痛むことを恨んで自分の運の悪さだけを悲観して今に至っていたと思います。
今現在は筋トレとリハビリ運動、そして楽しく有酸素運動も平行して行うことで痛みと共存しています。出来なくなってしまった開脚前屈もまた出来るようになりました!
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老犬ビーの病院選び。悪性リンパ腫。
作冬のこと。ビーのほっぺたがなんだか腫れている…触ってみるとちょっぴりぷっくり。
食欲も元気も、ある。
かかりつけに行ってみたら「歯槽膿漏かも」って。「かも」?抗生剤を出されいつもやっていた液体歯磨きの頻度をアップ。良くならない。
1か月に一度通っていた麻布大学獣医科の定期検診(当時子宮蓄膿症と乳腺腫瘍はすでに既往症として持っていました)、ドクターはビーを見るなり「悪性リンパ腫に間違いありません」。
かかりつけのセンセーも、同じ大学の出身ですよ。なんだこの診断の違いは???
それから始まったビーと私の癌との戦い。高齢ゆえ使える抗がん剤が限られていたけれどビーの体調を熟考して、良くやってくださったと思います。だって、ほとんど副作用が出なかったのです。
しかし ある日突然食べなくなり熱が出て、週末で大学病院は休みだしどうしようと青くなったことがありました。
慌ててかかりつけに電話。「酸素室にでも入れてみますか?」
「入れてみますか?」って…
そう、このお人よしのセンセー、いつも判断がつかなくて話しが長ーい。丁寧なんだなと思っていたけれど結論を言ってくれないのでイライラさせられることもしばしば。
この、苦しんでいる老犬を目の前にして「酸素室にでも」何て言ってる場合じゃありませんでした。
電話をガシャリと切り、即座に頭に浮かんだのは訓練の先生の紹介でルーが避妊でお世話になった獣医さん。時刻は朝6時、大きくはないその病院でしたが当直の先生がすぐに電話に出てくださり、ビーなど診ていただいたことも無いのにテキパキ指示。連れて来てください、点滴をしますからと…
結果ビーは息を吹き返しこのときから1ヶ月以上生きることが出来、皆で楽しいキャンプにも行けました。
7月7日、七夕の日のビー。
ヒトもイヌも、病院選びは慎重に…そして諦めないこと。
続きます。
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