前記事からすっかり時間が経ってしまいました!
その2は、8歳のシニア犬ルー(♀)の病気についてです。
昨年の冬、不調が彼女を襲いました。お散歩中や家の中で、「キャン!」と鳴いて動きが不自然になる。どこか痛そう。びっこをひいたりはしないので脚ではない…かかりつけに連れて行くとあちこち触診した結果、「腰ですね」と診断され投薬と安静を言い渡されました。
冬=寒い&痛み=腰。人間的にはとっても納得できる診断です。自分に置き換えればまさに!
そうっか腰か…犬も年齢上がると腰に来るんだぁと素直に受け入れ、温度管理と無理な姿勢を取らせないよう気を付けました。
そして今年も冬がやって来て、11日4日の訓練競技会で良いお成績を頂いたルー、翌朝ルンルン♪気分でお散歩していたら「ヒャン!」。次の瞬間から歩き方に元気が無い。また、腰かしら???
すぐに行けるかかりつけへ向かうことも考えましたが、前記事の通りビーのこともありましたので思い直し、ルーが避妊でお世話になった獣医さんへ。
診察室へ入って症状を口頭でお伝えしただけで、先生「首だと思います」って。
え???首ぃ??腰じゃなくって???
レントゲン撮影をして、診断された病名は「環軸(かんじく)靭帯伸展」。首の靭帯がなんらかの原因(先天性か加齢によるものかは不明)で伸びてしまっていて、痛むのだそう。ビーグルには珍しい症状だそうです。首から背~腰は繋がっていますからね…
そして「今日は絶対入院」と言い渡されました。甘く見ると痛みが増大して重症になるそうです。そっこく入院…まさかこんな診断と入院になるとは予想だにしていなかったので驚いたこと驚いたこと。ルーも、??????状態でした。
昨冬の同じ症状のとき、かかりつけ先生は触診だけでレントゲンも撮らず、「腰」と診断され投薬と安静という処置。昨年は安静にしていたら治りましたが年齢を重ねて、謝った診断のもと同じ対処を続けていたら悪い結果になることは容易に想像出来ます。
ルーの入院は1泊で済んだのですが、その後も薬の種類を慎重に調整しながらの投薬が1か月、さらに通院を重ね、お散歩時は首輪を止めてハーネスを付ける、寒暖差には要注意など細かく指導していただき今に至ります。
安静にしていたら治ったからと放置しないで良かった。
ヒトもイヌも、病院選びは慎重に…年齢を重ねたら、ますます慎重に。自分に対しても言い聞かせないと。
NZ在住のお友達のまなこさんが、ルーのためにハーネスを手作りしてくださいました。ありがとうございます!症状は仕方ないので、上手く付き合って元気に過ごせるよう、飼い主も努力します。
Why do I bother calling up poelpe when I can just read this!
投稿情報: Kanna | 2013/03/25 16:53