おとジム子のヨンクな日常

2013 東北～北海道旅行 3日目～その2

フェリー乗船は22時。

のんびり走っても、17時前には青森市内に入っちゃった。

道の駅「なみおか」アップルヒル　で休憩。

さすが青森、りんごちゃんの道の駅。

駐車場があって、いろんなお店があって、裏手は、りんご畑！

まずはりんご畑をお散歩♪

まだ、りんごは小さくて青いの。

 

町を一望できる丘♪　もうじき夕陽が沈むね。

 

犬たちのご飯は、朝ホテルで仕込んで来てあるので～まずはアタシの晩ご飯。

出店に、鶏唐揚げやさんがあって、じき店じまいでチョーたたき売りしてたんで、購入♪

ルー：ぜったいくれないの、分かってるわ！

 

その後犬たちも無事に晩ご飯を食べ、涼しいのでJトップの窓全開放で仮眠。
（こういう時、犬の訓練しておいて良かったと思います。ドア開放していても、犬は勝手に降りません。ま、車高のあるクルマなので、シニアなルーは、余計に降りようとはしないようです）

オバサンひとりでも、犬が2頭居るので安心しきって爆睡…

さてそろそろフェリーターミナルへ移動しますか。

ルー（9歳）は3歳半でグーを産む以前に、亡きビーと一緒に何度も北海道へ渡ったけど、とっても久しぶりのフェリー。

 

今回乗船したのは、津軽海峡フェリー「ブルードルフィン」（青森～函館）。

犬を同伴するにあたり、もっとも航海時間が短いのは大間（青森）～函館です。

気温の高いこの時期、夜の航行とはいえ犬を車内（甲板）残留にするのは、とってもとっても心配でした。

で、「ドッグルーム」なるもの（@1000円×2）を予約しました。

その、「ルーム」には「ドッグバルコニー」って贅沢なドッグラン（ただ甲板を鉄格子で囲っただけだけどね）も併設！

「サヨナラ本州！オイラ、ちょっと留守にするけど、よろしくな！」(^_^;)

この「ドッグルーム」」についてはまぁ、いろいろありましたので旅の記録が終わりましたら、別途書かせてくださいまし！

乗船時間4時間弱なんで、酒も飲めず、さびしくこんなモンでガマンな船旅。

久しぶりに酒抜いた…

つづく。

2013 東北～北海道旅行 3日目～その1

岩手の朝～

お天気は曇り。お散歩には最適。

ぎゅっと実って頭を垂れた稲穂が見られるなんて♪
都会のイヌ、大感激。

ルー：「これ、食べられますか？？」

 

 

 

ねえ、信じられる？
田んぼの中に、とっても綺麗で広くて駐車場もある公園があったの！

でさー
かぁちゃんてば、岩手まで来て、やったよ…きっちり…トレーニング。
ギャラリーは、たったひとりのおばあちゃん。

「かしこいねー」って、言ってくれたヨ！

 

チェックアウトしたら、200キロの移動。

22時過ぎに青森港を出航するフェリーに乗れば良いので、今日ものんびり移動。

あえて幹線道路よりもワインディングを選ぶ。犬乗せてると無茶な運転は出来ないので、角度や傾斜に合わせたギアとスピードを選んで、シャキッと登ってスムーズに下る。古いマニュアルヨンクの愛車と息を合わせる感じが、好きです。ソロドライブの醍醐味。

小さなダムに併設されている公園で休憩。小雨。

続きます。

 

2013 東北～北海道旅行 2日目

仙台の朝は、曇り。
思っていたよりも、蒸し暑い。ヨコハマと大して変わらぬ印象です。

昨夜よりも体調も戻り、6時前にお散歩に出ました。

 

見知らぬ街でもシッポを直角に立てて「オレ様」モード全開で散歩するタマ付きグー。^^;

それにしても、ホテル内を犬を歩かせることが出来ないので、部屋でまずグーをクレート待機させルーを抱っこしてエレベーターを降りフロント前を通り正面玄関を出て、駐車場のクルマのリアに係留。ルーに「マテ」させて（これがね～～～9歳にして鼻鳴きするんですよ未だに。訓練は永遠だ…）部屋に戻りグーを抱っこして同じことの繰り返し。ええ、お散歩終わるとこの動作を再び巻き戻します。

昨夜も、到着時と、ラムママさんと別れて就寝前にお散歩に出すとき、この作業を繰り返してまーす。筋肉痛になりました…

せめて、記念写真くらいもっと笑うとか、しなさい！

 

お散歩と朝ご飯が終われば、朝日を浴びておくつろぎ。イイご身分ですなー

 

 

ホテルをチェックアウトして、ラムちゃんに会いに、ラム家に向かいます。

わぁ～～～！やっと会えた～～～～！ラムちゃん♪
かわゆす！ツンデレ具合も、ナイス♪
当家の母子にもクールに対処してくれるオトナなラムちゃんなら、キャンプなんかもご一緒したり出来るかも～♡と妄想してしまいました。

ラムママさん、昨夜と今朝と、本当にありがとうございました。きっと近いうちまたお会い出来ますよね！

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ラムちゃん&ラムママさんとお別れして、目指すは岩手。100キロちょっとの移動なので、今日は楽勝～！

本来であれば青森まで移動して今夜中にはフェリーに乗船したい（費用的にも時間的にも）んですがちょっと大人の事情があって1泊多めに東北で過ごします。

省エネルーは、車内ではひたすら睡眠(^_^;)

一般道で景色を楽しみつつゆっくり移動するも…途中でまたまた体調が下降し、お宿に入る前にドラッグストアに寄りお薬を診たててもらいました。それ飲んだら、翌朝はほぼ元気になったよー！

今夜のお宿はお馴染みの（って言ってもグーは初めてかな？？？）旅籠屋さん。

どのお店へ行っても同じレイアウト、同じサービスってのは、気疲れしないので好きです。犬OK部屋は建物の端っこにレイアウトされているので、ゆっくり過ごせますし、犬を抱っこで運ばなくて良いのは、ウレシイー！

 

早速ルーは、コットに広げた寝袋の上でおくつろぎ。

こういったお宿では犬をベッドにあげるなという規則があるのが普通…でも、自宅では一緒にベッドで寝ているのでなかなか難しいのが実情です。今回は一人なので、ベッドメイクは1台のみにしていただいて、メイクされたベッドには荷物を載せまくって犬が乗れないようにしちゃいます。その上でキャンプ用のコットに寝袋を敷いてやれば喜んでソコに乗るという～だいたいこの方法で過ごします。

ホントは～旅先ではベッドだめと教えるとか、オールクレートinで過ごすことにするとか、出来ないこともないけど、ソコまではさせなくていいかぁ～というのが今のところの私の思いです。

夕方もゆったり、宿の周りの田んぼエリアをお散歩。

都会のイヌたちよ！この空気感を堪能したまえー！

ここに来てようやく、北海道上陸後の宿泊の計画（遅っ！）。

家人が空路追いついて来る千歳に、犬OK宿を発見し予約をゲット！ラッキー♪

つづく。

 

2013 東北～北海道旅行 1日目

ビーが歳を取ってからは、なかなか行けなくなった犬ヅレ北海道。

本州～北海道は航路か空路しか選択肢が無く、空路を選ぶ勇気は無い私。航路にしても、年齢を重ねた犬を連れてゆくのはためらわれましたし、ビーだけならともかく3頭のビーグルを同伴するのは、私の資質的にもクルマのキャパシティ的にも、無理でありました。

昨夏ビーが亡くなり、この夏時点でルーは9歳、グーは5歳。ルーの年齢を鑑みるとこの夏はぜひとも北海道へ行きたい、ビーと旅した懐かしい場所を再び巡りたいと強く思うようになり、実行に移しましたー！

ンじゃさぞかし綿密に計画したんでしょうね？と思われるかもしれませんが…私A型なんですけど、悲しいかなテキトーなタチでして…往路と帰路の東北での宿しか手配しておりません。時間はたっぷりあったはずなのに～！ああ、この性格、直らんね…

出発当日は4時前に起床して、犬たちの訓練に出かけました。
向こう2週間レッスンが開いてしまうので、迷いなく出発の朝に、ピシッとな！

当然犬たちは帰宅して爆睡するつもりだったんでしょうが、昼前にクルマに積み込まれ、首都高に突っ込む。

目指すは仙台。

途中渋滞もあり、常磐道に逃げたら却って時間を食ってしまったりして、KKRホテル仙台に到着したのは19時を回る頃。

このホテル、普通のビジネスホテルなんですけど、犬OK部屋がおそらくひとつあって、ラッキーなことに予約することが出来まして。

こんなに綺麗で広いツインのお部屋。グー、マーキングしたらぶっ飛ばす！

ベッドで一緒に就寝はダメ（当たり前）とあったので念のため持参のシーツをベッド全体に掛けました。

部屋以外は犬歩かせちゃダメで、クレートなどに入れるか抱っこなので、フロント前をひとりで何往復もするのが、疲れるし恥ずかしかったです。小型犬ならともかく、ひとりで中型犬2頭はこういうときはとっても大変です。

 

そしてそして～～

仙台在住、お酒大好きビーグル大好きなお友達、いつか会いたい、会いたい～～～と話していてなかなか叶わなかったラムちゃんのママ！

会いに来て下さって♡

牛タンとともにぃ～～♡

肉厚でジューシーな名店の牛タン♪
笹かまぼこ♪
美味しいサラダぁー♪
楽しいお話し♪
弾むビール♪

…とととと

私、なんと、こんな大事な日にちょっとだけ体調が良くなく、思いっきり飲めなくて失礼しました。
ヨコハマでリベンジさせてくださいねっ！

翌日再度お会いする約束をして～♪
ウキウキ気分で就寝させていただきました。

君らは、クレートもあるし勝手に寝なさい。

 つづく。

8月9日という日

今日は、ビーが私の元から旅立って1年です。

yukoさんが泣いてたらビーちゃんが安心出来ない…そんなふうに慰めてくださる方がたくさんいらっしゃいます。

でもね…

ビーの亡くなり方は、ちょっと普通じゃなかった（悪性リンパ腫の闘病中でした）んです。

だから、悲しみと後悔はずっとずっと私の中に留まると思います。

自分の中に抱えきれなくなるとつい、ネット上で気持ちを吐きだしてしまい、ご心配をおかけしちゃって。

 

ビーの可愛いお尻尾の毛を埋め込んだ指輪が、出来て来ました。

まず、ビーに見せて見ましたよ。どうかなー？可愛い？

ビー、それって、食べられる？…ってきっと言うな！

 

ビーや、これ、結構なお値段したのヨ～

そうそう、ビーちゃんと一緒に良くお見舞いに行ったばあちゃんが、あなたのあとを追うようにそちらへ行ったの。もう会った？んで、ばあちゃんがくれたお小遣いでさ、この指輪作っちゃった♪

水仕事しても大丈夫。プールも、OKだって～！

最後に行ったキャンプの写真ばっかり、見返してるヨ。

クンクン。

 

姉妹で。

ふたりで、いつもいつも長い長いお留守番、本当に良く頑張ってくれたね！ありがとう。

私は良い飼い主ではなかったけど、この、キャンプに家族と、お友達と、皆で行ったことだけは、それだけは、喜んでくれたと確信しています。

 

ビーはいつもこんなあたしのことを見ててくれたんだよね。

気が付かなくって、ごめんね。

グーなんかこんなに手ぇかけてるのにさ、ちっともなのよ…

今日という日を、普通に家で過ごすのが辛すぎたので、遊びに行きました！

LADF

ビーちゃんに意地悪した生意気なグーを、嫌いなプールに放り込んでやったよ！笑

 

ルーちゃんは、8年ぶりだってのに上手に泳いでいたよ！

ビーは、最後に泳いだの9歳のときだったっけ～？もっと泳ぎに行けば良かったね。

グーよりは、絶対に上手に泳いでいたもん。

 

ビーちゃん、あたし、また1年頑張るよ。

ソウルメイト

「ソウルメイトと呼べる犬を持てることは人間にとって無上の喜びだと思う」

お友達に、誕生日に本をプレゼントしていただいた。

馳星周の「ソウルメイト」。

馳星周という作家、睡眠時間がとっても少なかったサラリーマン時代、なぜだかハマって読みまくった。ドロドロねっとりとしたハードボイルドが、疲れた身体と脳みそを余計に疲れさせるんだけど、なぜだか、ハマった～

その馳星周が愛犬家だとは知らなんだ。

「ソウルメイト」はいくつかの短い犬のお話しから成るご本。

最後の話しは、病に侵され亡くなってゆくバーニーズ・マウンテンドッグ。

馳星周の愛犬もバーニーズだという。

おおらかでフレンドリー、そして短命だというバーニーズ。

飼っている2頭のビーグルたちの散歩に良く行く公園で、ほぼいつも出会うバーニーズを2頭連れた老夫婦。まさに、穏やか。飼い主のペースに合わせているのか、犬たちもいつもゆったりとしてる。ちゃかちゃかハァハァのビーグルとは対極。

そんな気質のバーニーズだったら、ソウルメイトとしてふさわしい、いや、ソウルメイトに、きっとなってくれるんだろうなぁ。

 

ソウルメイトという言葉は知らなかったけれど、犬は、いつも帰りを待っていてくれて、我慢はしても不満を表現することなんてない、癒しだけを与えてくれて、飼い主に従順な生き物だと思っていました。

これに似たようなことはこのブログにも、あっちのブログにも良く書いていますが、グーを得て、そうじゃないんだってことを、イヤと言うほど思い知らされた。いや、まだまだ思い知らされ中です。

彼がなぜ（私にとって）問題行動を取るのか、何が要因か、どうすれば改善出来るのか、犬とはどんな動物なのか、牡とは、牝とは、去勢避妊とは、群れとは…今まで興味が無かったのはもちろん、意識さえもしなかった事柄を、理解する努力をせざるを得なくなった。

 

飼い主の心に、そっと寄り添ってくれるような犬の存在っていいな。憧れます。

実は、昨夏亡くなったビー（17歳で他界）は、そんな犬だったのかもしれません。グーを得て、そしてビーを失って初めて、彼女がとても優しい仔だったことを知りました。だめな飼い主です。

 

だけど、私とグーのように、力と力、感情と感情をぶつけあって、それでも決着がつかなくて、5歳になった今でもお互いにお互いを意識して隙を狙いあう。とっても疲れるし癒しどころではないけれど、グーの態度や感情が瞬時に分かるのは私しか居ないんだ、って、最近思えるようになった。

 

こういう付き合い方もまた、犬と深く繋がっていると言えるのではないか。

ソウルメイトにはなれなくても、私は君には負けないよ。負けないけど、一番の味方。